カーボンブラックは、非晶質炭素で、軽く、粗く、非常に微細な黒色の粉末で、非常に大きな表面積を有します。これは、炭素含有物質（石炭、天然ガス、重油、燃料油など）を空気不足の条件下で不完全燃焼または熱分解することによって生成される物質で、インク、塗料などの製造に使用され、ゴムの補強剤にも使用されます。

燃焼部では、燃料ポンプから供給される原油、燃料油、および送風機によって供給される空気予熱器からの850℃の空気が混合されて燃焼し、高温の燃焼空気流が発生します。カーボンブラックの排ガスは、空気予熱器と油予熱器によって予熱され、メインサイクロンセパレータとメインバグフィルタに入り、カーボンブラックがサイクロンセパレータに集められ、粉砕されます。サイクロンセパレータからのカーボンブラックの排ガスはメインバグフィルタに戻り、集められたカーボンブラックは粉末貯蔵タンクに入ります。メインバグフィルタから排出された排ガスは、送風機によって加圧された後、一部は排気燃焼炉に入り、乾燥機の熱源として燃焼され、大部分は燃料として排気ボイラに送られます。

主要設備

送風機、空気予熱器、反応炉、廃熱ボイラー、

サイクロンセパレーター、バッグフィルター。

適合モデル: RR トライローブルーツブロワー

遠心送風機